将来性に不安?
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ケアマネージや―資格をお持ちのHさんの言葉、とても感動しましたので、もう一度、ここに、載せておきたいと思います。まず、私の、ケアマネージャー資格やケアマネージャーの実務に関する質問からです。“ケアマネージャーとして、資格を取ることも勿論ですが、実務に入って、なにが、どんなことが一番大切か、なんて、月並みな質問ですかね?” ・・・ それに対してHさんは・・・ “いえ、そんなことはありませんよ。いつも私たちケアマネージャーが心掛けていなくちゃならないのは、介護を必要としているそのご本人と、介護をされているご家族おひと方おひと方の声を、出来るだけ多く聞かせて戴くことです。出来るだけ時間をとって、ご自宅を訪問することです。なかなか制限があって、思うにまかせませんが、書類上のことは、直接の対話があってこそ、成り立つことですから“ そして、それに対して、私は、”これは、ケアマネージャー資格や仕事に限らず、どのような資格や実務にも共通して言えることなのかもしれませんね。月並みなところに真実が潜んでいるのかもしれません。“ と、いった、感想を抱いたものでした。いま、私は、ケアマネージャー資格の取得の資金をねん出するために、自分の車を売ることを考えています。大きな車を売って、安い軽自動車にでも買い変えて、ケアマネージャー資格を取るための資金に充てようかな、なんて、突飛なことを考えてしまうほど、ケアマネージャー資格に対して入れこんでいるのです(笑)。
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“ケアマネージャー有資格者として雇ってくれるというところをいくつか当たってみたけれど、どこも、今の勤め先で得ている報酬と、大差ないんですよ。そりゃ、どこも、いまの報酬よりも高いことは高いんですけれどね・・・。” そういうことも、思い切って転職しなかった理由のひとつになっているのだそうです。ここに至って、私はまた、考え込んでしまいました。Nさんの勤務先の経営者が特殊な考えの持ち主、ということなのではなくって、ケアマネージャーの資格や、ケアマネージャーの職務についての社会的評価が、その資格の難易度や、職務の困難さという実際に比して、とても低いんだな、ということが、わかってきたのです。これでは、今後、有能な人材が、ケアマネージャーの資格を取ろうとか、ケアマネージャーになろうとか、しなくなってしまいかねない、と、いうふうに、危機感を感じてしまいます。あるいはこのことは、ケアマネージャーのことのみではなく、介護関連の資格や職種全般に言えることなのではないでしょうか? と、なれば、2000年に始まった介護保険制度の根幹を揺るがしかねない事態となり得ます。あるいは、先の制度自体、大幅に改善していく必要があるのではないでしょうか? 介護の現場で、介護関連の資格について、ケアマネージャー資格についてだけではなく、いろんな角度から、見直し、必要があれば、改善していくことが求められている、ということでしょう。
まずは、資格取得の難易度や、仕事の大変さに見合っただけの報酬を得られるようにして挙げて欲しいですね。とりわけ、ケアマネージャーさんに対して。
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さて。ケアマネージャー資格試験を受けて、見事ケアマネージャー資格を取得したNさん、勤め先に辞表を提出しましたが、経営者が、辞表を受け取ってくれません。なんとか、会社に残ってくれ、と、強く慰留をされました。ケアマネージャーの資格を取ったのなら、今後は、ケアマネージャーとして勤めてくれないか、ということでしたが・・・。Nさんは、それまでも、資格は持っていなかったけれど、実質上、ケアマネージャーの仕事をしていたわけです。で、それなら、資格手当のようなものを付けてくれるか、と、経営者に問いただしたところ、資格手当というか、ケアマネージャーとしてと、管理職としての仕事をしてもらうわけだから、年収を上げよう、ということになったらしいのです。で、上がった金額について聴きましたが、・・・私としたら、もとものNさんの報酬が、こんなに低かったのか、という方に驚きました。で、それ相応に上がってはいるのですが、元が低いものですから、年収の総額としては・・・“ケアマネージャーの報酬って、こんなに低いのか!” と思わされるようなものでした。で、Nさん、一旦は了解して、辞表を引っ込めたのだそうです。名実ともに、ケアマネージャーの資格を持ち、ケアマネージャーとしての仕事をするようになったのですが・・・。Nさん、私と、報酬についての話をしたときに、こんなことを言っていました。“ケアマネージャー有資格者として雇ってくれるというところをいくつか当たってみたけれど、どこも、今の勤め先で得ている報酬と、大差ないんですよ。そりゃ、どこも、いまの報酬よりも高いことは高いんですけれどね・・・。”
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比較的小規模な居宅介護支援室で、資格としては介護福祉士の資格を持ちながら、実質、訪問介護全般の管理をしていたNさんは、その勤務先のあまりの報酬の低さに、他の勤め先へ変わることを考えていたそうです。しかし、介護福祉士の資格を持っているだけでは、転職先も限られてしまうので、これまでのキャリアを活かして、ケアマネージャーの資格を取得して、その上で、転職しようとお考えになったのです。Nさんはとても頑張り屋で、しかも、ケアマネージャーの仕事についても熟知しておられたとのことで・・・勤務先の経営者がケアマネージャー資格を持っていましたが、ケアマネージャーとしての仕事の実際は、Nさんが下ごしらえをしたものが殆どであったらしく、ケアマネージャーの実務について、資格のないNさんではありましたが、全般について把握しておられたのです。で、半年ほどの準備期間を経て、Nさんは、ケアマネージャー資格試験を受けて、ケアマネージャーの資格を取得されたのでした。で、予定通り、勤め先の居宅介護支援室へ、辞表を出そうとしましたら、経営者から強く慰留されたそうです。この経営者は、先程も書きましたが、自身、ケアマネージャーの資格を持っていて、自社の業務全般について、ケアマネージャー有資格者として携わる立場にありましたが、実質上、Nさんに、ケアマネージャーとしての仕事の下ごしらえを殆どやってもらっていたのですから、俄かにNさんに抜けられれば、日々の業務が立ち行かなくなります。
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“介護施設で働く人たち全般が、その、仕事の過酷さ、責任の重さに見合うだけの収入を得ているか、ということになると、それが必ずしもそうではない、ということは、いろんなところで言われています。” 介護関連の職の定着率の低さだとか、慢性的な人手不足、ということが、ここのところ、頻繁に言われるようになっています。ケアマネージャー有資格者だけのことではなくって、介護福祉士資格を持っていて、ヘルパーの仕事をしている方に対する報酬が、とても低くて、これが、介護の現場での定着率の低さを助長している、ということです。確かに、言われている通りだと、私なども思います。介護福祉士の方々についても、仕事に対する誇り、と申しますか、モチベーションを維持して戴くためにも、資格を持って、頑張って働けば、これだけの報酬が得られるんだ、というものが欲しいのは、無理もないと思います。そういうものがあればこそ、勉強して資格を取って、困難で、責任の重い仕事に就こう、続けよう、更に勉強して、上位資格を取得しよう、という気持ちになれる、というものではありませんか。
ケアマネージャー有資格者についても、基本的には同じことが言えると思います。ケアマネージャー資格試験は、やはり、難関なので、これに合格して資格を取得しようとするには、相当の覚悟と、その覚悟に基づいた準備が必要になります。私の知り合いで、介護福祉士の仕事をしながら、ケアマネージャーの資格を取得した頑張り屋さんがいましたが、その方は、比較的小規模な居宅介護支援室で、実質上、訪問介護業務全般について取り仕切っていた、という、それくらい仕事が出来る方でした。
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ケアマネージャーの資格をお持ちで、総合介護施設の居宅介護支援室に勤務しておられるケアマネージャーのHさんや、Hさんの後を引き継いで、私の父の介護に関してお世話になっている、同じくケアマネージャーの資格を持って居宅介護支援室に勤めておられるEさんと、いろんなお話をさせて戴いているうちに、私は、あることに気が付きました。ケアマネージャー資格というと、簡単に取得出来る資格ではありませんよね。資格試験も難関ですし、その、難関の資格試験に合格して、ケアマネージャー有資格者になったとしても、だからといって、すぐに、ケアマネージャーとしての仕事がこなせるか、というと、実務には、実務について覚えなければならない部分が本当に沢山ある、ということは、申し上げるまでもないでしょう。で・・・その上・・・ケアマネージャーの資格試験を受けて資格を取って、ケアマネージャー有資格者として、HさんやEさんのように、例えば、介護施設に付属している居宅介護支援室のようなところに勤めたとしても・・・その報酬というのは、思いのほか、低いんですね・・・。
これは、私の主観によるものです。彼ら、ケアマネージャー有資格者が得る賃金、というか、報酬、というか、所謂、ケアマネージャー有資格者として勤務して得る収入、ということです。思いのほか、低い、ということなんです。
介護施設で働く人たち全般が、その、仕事の過酷さ、責任の重さに見合うだけの収入を得ているか、ということになると、それが必ずしもそうではない、ということは、いろんなところで言われています。
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ケアマネージャーの資格をお持ちで、とある居宅介護支援室にお勤めのHさんに、私どもは、祖母の居宅介護に関するマネジメントと、それから、軽費老人ホームへの入所、そして、いまは、老人保健施設へ移らせて戴いていますが、その一連の動きについて、常に相談し、アドバイスを受けてきました。いまでは、老人保健施設のケアマネージャーEさんへバトンタッチして戴いて、日々、安心して、祖母を預かって戴いております。
Hさんは、私の父がリハビリ病院を退院して来たときにも、事前に、自宅をバリアフリーにしたり、トイレと風呂を改造する際に受けられる補助の申請等、本当にお世話になり、いまも、定期的に訪問して戴き、いろんな相談に乗って戴いております。
ケアマネージャーとして、資格を取ることも勿論ですが、実務に入って、なにが、どんなことが一番大切か、なんて、月並みな質問ですかね?
“いえ、そんなことはありませんよ。
いつも私たちケアマネージャーが心掛けていなくちゃならないのは、介護を必要としているそのご本人と、介護をされているご家族おひと方おひと方の声を、出来るだけ多く聞かせて戴くことです。出来るだけ時間をとって、ご自宅を訪問することです。なかなか制限があって、思うにまかせませんが、書類上のことは、直接の対話があってこそ、成り立つことですから“
これは、ケアマネージャー資格や仕事に限らず、どのような資格や実務にも共通して言えることなのかもしれませんね。
月並みなところに真実が潜んでいるのかもしれません。
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ケアマネージャーの資格試験に合格すると、1年以内(原則として)に、実務研修を受けることになります。これを受けておかないと、介護支援専門員(ケアマネージャー)として登録されませんから、実務に入れないわけなんですね。
で、これが、内容を見ていると、本当に実務に即した研修になっていますね。
時間数も、32時間以上と定められているようです。
その内容は・・・
◆都道府県内情勢・介護支援専門員の基本姿勢等
◆要介護認定等基準および認定調査手法
◆課題分析・居宅サービス計画等作成演習
◆要介護認定等認定調査実習
◆課題分析・居宅サービス計画等作成実習
などに分かれています。
項目を見ただけでも、すぐに実務で使える内容であることが伺い知れます。
“Hさん、本当に大変な資格試験と、実習を受けて、ケアマネージャーになられたんですね・・・”
“そう言われると照れくさいのですが・・・自分は実は、自分の関連分野(社会福祉士としての)以外のところは、インターネットで情報を得たり、通信教育の教材などを利用したりして、勉強したんですよ。”
“へえ、そうだったんですか。ケアマネージャーの資格試験を目指す方向けの、通信教育っていうのも、実際にあるんだ”
“私が利用したのは、もう、何年も前のことですし、その頃と、今とでは、インターネットを巡る環境や技術が、段違いですからね。いまもやっているのかどうかは定かではありませんが・・・”
いえ、きっと、ケアマネージャーの資格試験に関連した講座や教室は、いまでもあるでしょうし、Hさんが利用されたカリキュラムよりも、もっともっと試験の内容に即したカリキュラムが作られて、多くのケアマネージャー志望者の方に利用されているんじゃないでしょうか。資格試験関連の教室や講座は、その資格が社会的に重要な資格であれば、きっと、それなりの需要があるでしょうから、例えば、講座や教室への集客、という観点からは、業者としても、比較的取り組み易い分野であるようにも思えますね。
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ケアマネージャーの受験資格として認められる要件について、先回、見て行きました。
かなり厳格な要件を要求する資格試験ですね。
例えばHさんは、社会福祉士として、障害者施設に勤めていたことがあるわけですから、社会福祉士としての資格を持っている他に、障害者施設で相談援助業務に従事していたところも、受験資格として認められたことでしょうね。
補足ですが、介護等の業務従事の経験のみで、一定の資格等を持たないで受験資格を得ようとすると、10年以上かつ1800日以上の業務従事経験が必要になるそうです。これだけ介護関係の仕事をしているとなると、大ベテランと言ってもいいくらいですよね。それほどの経験があって、受験資格と認められるわけですから、この、ケアマネージャー資格試験は、難関と言わざるを得ないようです。
上述のように、ケアマネージャー試験受験資格を認められた人は、毎年10月の第4日曜に行われる筆記試験を受験します。
試験問題は、60問のマークシート方式で、5つの選択肢のうちから、該当するものを2つ選べ、という方式の問題で出るらしいのですが・・・
問題の内訳は・・・介護分野が25問、保健医療サービスの基礎知識等が15問、保健医療サービスの総合知識等が5問、福祉サービスの知識等が15問・・・といった具合らしいです。
但し、医師や看護師、保健師や社会福祉士といった国家資格を持つ受験者は、その専門分野に関しては受験を免除されるらしいので、該当する方は、詳しくお調べになった方がいいでしょうね。
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